「手作りチョコレートの作り方を書く」と宣言してからもうすぐ2年・・・。
お待たせしました、ようやくその時が訪れました(笑)
※長すぎて忘れていらっしゃる人もいると思いますので、こちらをご参照ください。
「Bean to Barとは?そしてその製法」「手作りチョコレート」と言っても、原料から作る方法です。
カカオ豆から作ることもできますが、焙煎や皮むきなど手間がかかるため、今回は市販のカカオニブから作ることにします。
材料
- カカオニブ 小さじ6杯(20gくらい)
- 砂糖 小さじ1杯(5gくらい)
このニブの割合が、最近のチョコレートによく書かれている「カカオ○○%」になります。
今回はカカオ研究所と同じレシピなので、カカオ80%のチョコレートができることになります。
(この割合はお好みで調節してください)。
用意する道具- すり鉢セット(小さいサイズのもの)
- 湯せん用のお皿(すり鉢より少し大きいもの)
- 湯せん用のお湯(熱湯)
- お皿(ラップをひいておく)
- スプーン
あと、写真にはありませんが、100円ショップなどで手に入る小さいヘラがあると便利です。
作り方
①カカオニブをすり鉢に入れ、押しつぶすようにしながら細かく砕いていきます。
②ある程度細かくすり潰せたら、ボウルにお湯を入れ、すり鉢自体を温めながら更に細かくすり潰していきます。
③お湯で温められた油分が少しずつ溶け出してきて液状になってきます。
ペースト状になるまですり潰してください。
お湯がぬるくなったら、熱いお湯と入れ替えてください。
そうすることでより磨り潰しやすくなります。
※ペーストの粗さはお好みで調節してください。
ただし、ご家庭では市販のチョコレートと同じような滑らかさに仕上げることは難しいです。
④砂糖を加えながらすり潰します。
滑らかになってくると、よりすり潰しやすくなります。
注意!すり潰す時に、絶対水が入らないように注意してください。
チョコレートがぼそぼそになって滑らかになりません。ここまでかかった時間、約35分。
⑤スプーンで出来上がったペーストを取り、お皿にのせます。
型に入れて、お好みの形にすることも出来ます。
※固める前にカカオニブやナッツをのせて、食感や味を加えアレンジしても楽しいですよ。
個人的にはカシューナッツがおススメです。
⑥冷蔵庫で冷やし固め(20分程度)、固まったのを確認してラップから取れば完成です。
※フードプロセッサーを使えばもっと簡単に早く作れます。
下の動画はフードプロセッサーでカカオニブからチョコレートを作っている様子です。
こちらは湯せんを使わずに、摩擦熱だけでペースト状になっていきます。
混ざりやすいようにニブの量は多めにして、60gにしました。
いかがでしたか?
すり潰すのがかなり大変ですが、思っているよりずっとシンプルにチョコレートは作ることができます。
乾燥したカカオニブがすり潰していくうちにペースト状になっていくのって、なんだか不思議で面白いですよね!
滑らかさはどうしてもお店のチョコレートにはかないませんが、新鮮なチョコレートの風味を楽しむことができます。
お子さんの自由研究などにいかがでしょうか?
おやつとして一緒に作っても好奇心を刺激されると思います。
ぜひ様々な種類のチョコレートを作ってみてください。
それでは!
※ビーントゥバーで製造した、カカオ研究所のチョコレートは、こちらのページからお買い求めいただけます。
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